こころ

ネガティブな考えをしてしまったらすること

今回のつぶやき

ネガティブな思考を認める

物事を「ネガティブ」に考えてしまう人は、そのことについて悩むことが多いかもしれません。

性格のせいなのか

解釈がおかしいのか

どうしても「ネガティブ」なことばかり考えてしまいます。

ついには、そんな自分にうんざりしてしまったり、責めてしまったりします。

しかし「ネガティブな思考」は、絶対に排除しなければいけないような「悪者」ではありません。

「ネガティブな思考」は、脳と心の免疫力を高めてくれる役割があります。

また「ネガティブな思考」をしてしまう人には、

  • 物事に慎重に取り組む
  • 思いやりがある
  • 性格が穏やか

などの良い傾向があります。

ただし「ネガティブな思考」は押さえつけたり排除しようとすると、悪い方向へ向う性質があるため、うまくコントロールする必要があります。

「ネガティブな思考」をコントロールするするとは、

  1. まず「ネガティブな思考」を否定も肯定もせずそのまま受け止める
  2. そして、ネガティブな感情を持ってしまった理由を客観的に考えてみる
  3. 理由がわかったところで、自分にできることや改善できることを行動に起こしてみる

ということです。

例えば、スリムな友達に海に行こうと誘われた

  1. 嫌がらせだと思った
  2. 海には行きたいけれど、自分は太っているので水着になることに抵抗を感じた
  3. 約束の日までダイエットしてみることにした

「考え」が生じることは止められないことなので、「考え」たことを責めたところで何も解決しません。

ネガティブな思考」を受け止め、なぜその考えに至ってしまったのか振り返ってみます。

冷静に考えてみることで「◯◯◯だから、反応してしまった」という自分の本心に気づくことができるかもしれません。

ここで「だからムリ」としてしまえば何の進展もありませんが、「◯◯◯」を改善してみようと思えたら素晴らしいことです。

この前向きな可能性を探す考え方が「ポジティブな思考」なのです。

「ネガティブな思考」があるから、「ポジティブな思考」があります。

「ネガティブ思考」があるから、「ポジティブ思考」に気づけることもあり、2つが一体となって良い力を発揮してくれます。

「ネガティブな思考」をしてしまっても、前向きな可能性を探す機会をもらったと考えるようにしましょう。

まとめ

「ネガティブ思考」は「ポジティブ思考」をするためにあると考える