血糖のゆらぎは、食事だけで決まるわけではありません。

睡眠不足、運動不足、ストレス、生活リズムの乱れも、血糖値や食欲に影響します。

たとえば、

・食後に眠くなる
・午後に集中力が落ちる
・夕方にイライラしやすい
・夜に甘いものが欲しくなる
・疲れていると食べすぎてしまう

このような状態があるとき、食事内容だけでなく、生活習慣全体を少し見直すことが役立つ場合があります。

今回は、血糖のゆらぎを整えるために、まず意識したい3つの生活習慣についてお伝えします。

この記事でわかること

・血糖のゆらぎは食事だけでなく睡眠やストレスとも関係すること
・朝のリズムを整える意味
・食事を抜きすぎないことの大切さ
・睡眠不足が血糖や食欲に影響する理由
・6割主義で生活習慣を整える考え方


1. 朝のリズムを整える

血糖のゆらぎを小さくするうえで、朝のリズムはとても大切です。

朝の光を浴びることで、脳の体内時計がリセットされます。

さらに、朝食をとることで、肝臓や筋肉など、からだの中の時計も動き始めます。

このリズムが整うと、日中の活動、食欲、睡眠にもよい影響が出やすくなります。

とはいえ、無理に完璧な朝活をする必要はありません。

まずは、

・カーテンを開ける
・水を一口飲む
・深呼吸をする
・窓際で光を浴びる
・何か一口食べる

くらいからで大丈夫です。

朝のリズムを整えることは、食事リズム、睡眠、血糖管理の土台になります。

朝のリズムを整える小さな行動

・カーテンを開ける
・水を一口飲む
・窓際で光を浴びる
・ヨーグルトやバナナを少し食べる
・深呼吸する

朝を完璧に整えなくても、1つできれば十分です。


2. 食事を抜きすぎない

血糖のゆらぎを整えるために、まず避けたいのが「食事を抜きすぎること」です。

食事間隔が長く空きすぎると、次の食事で血糖値が急に上がりやすくなります。

また、空腹が強くなりすぎると、早食い、ドカ食い、甘いものへの欲求にもつながりやすくなります。

まずは、1日3食を完璧に整えようとしなくても大丈夫です。

・朝にヨーグルトだけ
・昼におにぎりと味噌汁
・夜に豆腐や卵を足す
・食欲がない日は具だくさんスープ
・買ってきたものに野菜やたんぱく質を足す

このくらいの小さな工夫で十分です。

食事を整える第一歩は、
「抜きすぎない」「偏りすぎない」ことです。

食事を抜きすぎると、次の食事で血糖値が急に上がりやすくなります。

まずは「完璧な3食」ではなく、「抜きっぱなしにしない」ことを目標にしましょう。


3. 睡眠を整える

睡眠不足は、血糖管理に大きく関わります。

睡眠が不足すると、インスリンの効きが悪くなり、血糖値が上がりやすくなることがあります。

また、満腹を感じるホルモンが減り、食欲を高めるホルモンが増えることで、甘いものや脂っこいものが欲しくなりやすくなります。

ただし、眠れないときに
「早く寝なきゃ」
「ちゃんと寝なきゃ」
と自分を追い込むと、かえって眠れなくなることがあります。

まずは、睡眠時間を完璧にするよりも、

・休日も起きる時間を大きくずらさない
・朝に光を浴びる
・午後のカフェインを控える
・寝る前のスマホを見る時間を少し短くする
・夕食は寝る直前にとらない

など、眠りやすい環境を少し整えることから始めてみましょう。

睡眠不足と血糖の関係

睡眠不足が続くと、インスリンの効きが悪くなり、血糖値が上がりやすくなることがあります。

また、食欲を調整するホルモンにも影響し、甘いものや脂っこいものを欲しやすくなることがあります。


食事・睡眠・ストレスはつながっている

血糖のゆらぎは、食事だけでなく、睡眠やストレスとも関係しています。

睡眠不足が続くと、血糖が乱れやすくなります。

ストレスが続くと、コルチゾールというホルモンの影響で血糖値が上がりやすくなることがあります。

そして血糖が乱れると、眠気、だるさ、イライラ、集中力低下につながることがあります。

つまり、

・食事
・睡眠
・ストレス
・運動
・生活リズム

は、それぞれ別々ではなく、つながっています。

だからこそ、どれか1つだけでも少し整うと、他の習慣も整えやすくなります。

食事・睡眠・ストレス・運動・生活リズムは、別々ではなくつながっています。

どれか1つを少し整えることが、血糖のゆらぎを小さくする一歩になります。


6割主義で大丈夫

血糖管理も生活習慣も、完璧を目指す必要はありません。

今日できたことが1つあれば十分です。

・カーテンを開けた
・水を飲んだ
・おにぎりを食べた
・少し外に出た
・夜のスマホを5分短くした

それだけでも、立派な一歩です。

100点を数日だけ続けるより、60点を長く続けることを大切にしていきましょう。


まとめ

血糖のゆらぎを整えるために、まず意識したい生活習慣は以下の3つです。

  1. 朝のリズムを整える
  2. 食事を抜きすぎない
  3. 睡眠を整える

食事、睡眠、ストレス、生活リズムはつながっています。

自分を責めるのではなく、今できる小さな一歩から始めていきましょう。


強い気分の落ち込み、不安、不眠、食欲不振、日常生活への支障が続く場合は、無理をせず医療機関や専門家に相談してください。

食事や生活習慣はこころとからだを支える一部ですが、必要な治療の代わりになるものではありません。

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ABOUT ME
KameKichi
管理栄養士のKameKichiです。はたらく人の健康管理をテーマに活動中。「大人のゆるっと健康塾」を通じて、健診結果・血糖管理・食事・睡眠などを、無理なく続ける「6割主義」で発信しています。