こころ

「完璧主義」を克服する

今回のつぶやき

「完璧」である必要はない

私たちは「完璧」ではなく、生涯「完璧」な存在にはなれないでしょう。

それなのに、「完璧」であらねばならないと思い込んでしまう人たちがいます。

そのためこのような人たちは、

  • 他者に不満感を持ったり、他者の粗を探しをしてしまう(他者にも完璧を求めている)
  • 他者に対して不用意な発言をした
  • ルール違反をした
  • 失敗や間違いを犯した

などといった自分に気付くと、「罪悪感」や「嫌悪感」にかられてしまいます。

そしてそんなことを繰り返すうちに、自分を「ダメ人間」だと考えるようになり、「自信」を失っていきます。

「完璧主義」は、人生に悪影響をもたらします。

  • 「ダメ人間」である自分を受け入れられない
  • 無知で無能だという思いが挑戦する機会を失わせ、「充実感」や「達成感」が得られない
  • 周囲の反応に過敏であったり、周囲に完璧を求めるため「人間関係」がうまくいかない
  • 失敗しないためには、行動を起こさなければいいという考え方が「生産性」を低くする
  • 失敗に対する恐れや、無能さを知られたくないことによる「不安」と「ストレス」に悩む

では、どうすれば「完璧主義」から脱することができるのでしょうか?

  • 「ありのままの自分」を認識して、受け入れる
  • 考え過ぎずに「行動を起こす」
  • 起こした行動に対して、「一生懸命取り組む」
  • 一生懸命取り組んだ「自分を評価する」
  • 「未完成」や「失敗」に終わっても、「より良いものにするために必要なこと」と考える
  • 失敗しても「同じ過ちを繰り返さない」ことを教訓にして、「再チャレンジ」してみる
  • 自分に対して「寛大」になる

「一生懸命取り組むこと」が大切であり、その結果は「完璧でなくても大丈夫」だと思えることを目指して欲しいと思います。

まとめ

最善をつくすならば、完璧でなくて良いと考える