こころ

発言しないことは美徳ではない

今回のつぶやき

思いを言葉にしないで、相手に理解を求めるのは誤った行為である

あなたは自分の気持ちや行動について、他者に以下のような期待を抱いたことはないでしょうか?

何もいわなくても、

自分のことを理解してくれているはずだ

自分の気持ちを察してくれるはずだ

このような期待が裏切られた場合、私たちは「どうして理解してくれないのだろう」と失望したり、腹を立てたりしてしまいます。

前回はわかってくれたのに

◯◯さんならわかってくれたはず

などと考えてしまうかもしれません。

しかし何も伝えずにあなたの期待に応える結果になったのは、「絶対的な要因」によってもたらされたわけではないのです。

「偶然」と考えるのが、自然ではないでしょうか。

立場をあなたに変えて、考えてみてください。

あなたは自分のこころの動きを、完璧に理解できていると言えますか?

他者の内面にある思いを、完璧に察することができると言えますか?

おそらく答えは「いいえ」だと思います。

自分ができないことを、他者に求めるのは理不尽な話です。

ただし、あなたが自分の気持ちや行動について、他者に理解してもらうためにできることはあります。

それは、相手に「自分の思いを伝える」ことです。

何も言わずに理解してもらおうとするのではなく、言葉で伝えるようにしてみましょう。

仮に理解を得られなくても、会話を通して相手の考えを知ることで、一方的な失望や怒りにはならずに済むはずです。

まとめ

独善的な考え方は改める