今回のつぶやき
「幸せ」を基準に、人生の価値を決めようとしない
「幸せとは?」と問われたら、あなたは何と答えるでしょうか?
- 喜びや楽しいことで満たされた状態
- 金銭や物質に不自由しない状態
- ポジティブな感情でいる状態
予想される答えとしては、以上のようなものではないかと思います。
しかし私たち人間は、生存を脅かす問題に対処するために、常に幸せな感情ではいられないようにできています。
ですから冒頭でイメージした「幸せな状態」の中であっても、苛立ったり、不安を感じたりすることがあるわけです。
よって、絶対的な「幸せな状態」というものは存在しないということになります。
また今まで「幸せ」になりたいと願っていても、それが叶わないのは、
- ネガティブな感情を抱きやすい自分
- 落ち込みやすい自分
がいるからだと、考えたことがあるかもしれません。
しかしこのような気持ちになることは、私たちの人生には困難なことが必ずあるためであり、当然のことなのです。
「感情」とは常に変化するものであり、「幸せ」と感じることも感情の一部です。
つまり、常にポジティブな考え方ができることが「幸せ」ということではないと言えます。
これらのことから導き出された結論は以下のことです。
まとめ
- この状態だから幸せと表現することは難しい
- 恵まれない状況でも、あるいは落ち込んだ状態でも「幸せ」を感じることはできる