今回のつぶやき
「不公平」そのものをなくすことは難しい
私たちは自分と他者と比較して、相手の方が優遇されていると感じてしまうことがあります。
そこで、ひとは皆「公平」であるべきだと思うかもしれません。
しかしこの世の中は、「不公平」と感じられることで溢れているのが現実です。
その対象は多岐にわたり、「容姿」や「家族」などのように変えることができないものに対しても感じてしまうことがあります。
また「不公平」を感じさせる人との「関係性」や、「偏見」などが起因となります。
こうした「不公平」に対して、「不満」を抱いてしまうことは不思議なことではありません。
ただ、「変えられない事実」を変えようとすることは無理な話です。
「不当に扱う人」を変えようとすることも、なかなか難しいことです。
たぶん、徒労に終わることがほとんどでしょう。
このように「事実」や「他者」を変えることは容易ではありませんが、1つだけ変えられるものがあります。
それは「あなた自身」です。
「他者との比較」をやめれば、物事には「優劣」という概念がなくなります。
比較することがなければ、誰が優遇されているのかを判断することはできません。
詭弁のように感じるかもしれませんが、「不公平感」は「他者との比較」から生み出されるものであることは間違いありません。
ですから、「比べること」をなくせばいいのです。
「不公平」を嘆くより、納得できる結果を出すように努めることの方が有意義なことだと思います。
他者との比較をやめる