あなたはある程度の年齢になった時、健康でいられる自信がありますか?
現在、日本人の寿命は、どんどん延びていて「人生100年時代」が現実的なものになりつつあります。
ところが、そのうち最後の約10年程度は、ほとんどの人が、自立した生活を送れていないとの結果がでているようです。(つまり、健康寿命=元気・健康でいられるのは90歳位)
こんな生活スタイルや状況に、心当たりはありませんか?
- 食事は、コンビニ弁当、外食、デリバリーで済ますことが多く、時間も不規則
- 美味しいものが簡単に手に入るので、誘惑に負けてしまい、食べ過ぎてしまう
- 仕事のスタイルは、デスクワークやテレワーク
- 社会人になってからは、運動らしいことは何もしていない
- 「仕事」「人間関係」などの緊張感が、1日中続く毎日を送っている
- コロナやインフルエンザなどの感染症予防に、積極的でない
- 虫歯や歯ぐきに不調があるのに、放置したままでいる
- ゲームやネットサーフィンに夢中になり、就寝時間が遅くなったりなかなか眠れない または、早くに目が覚めてしまって、寝不足状態が続いている
健康に悪影響をおよぼす恐れのある生活習慣は、変える事ができます。
健康な今から「健康寿命を延ばす」ために、以下の10のことを意識してみませんか?
健康寿命を延ばす10のこと
- 適正体重を保つ
- 運動を習慣とする
- 規則正しい食生活
- ストレスを過剰に与えない
- 感染症を予防する
- 節酒する
- 禁煙する
- 口腔ケアを行う
- 睡眠時間を確保する(6~8時間)
- 社会的つながりをもつ
人生最後の日を迎えるまで、健康で自分らしく過ごせるかを選ぶのは「自分」です。
平均寿命と健康寿命の差を縮める
平均寿命と健康寿命の差は、「不健康な期間」を意味し、この不健康な期間は、男性では、約9年、女性では約13年と横ばいで推移している。健康寿命延伸のためには、この不健康な期間を、どれだけ減らすことができるかが鍵となります。
日本では、1981年にがん死亡が脳血管疾患死亡を抜いてもっとも多くなり、その後、増加を示している。死因順位は、1位:がん、2位:心疾患、3位:脳血管疾患、4位:肺炎、5位老衰となっている。
高齢になると、がんの割合は低下し、心疾患や肺炎の割合が、大きくなっています。
このように、死因は年齢によって分布が異なり、死因となっている疾患の重要性も年齢によってさまざまです。