自分の行動を他人に求めない

私たちは他人が自分と「同じ考え」で、「同じ行動」をとるものだと決めつけてしまうところがあるように思います。

例えば他人が自分の期待に反した行動をとると、腹を立てたり、苛立ってしまうという経験はありませんか?

私たちは一人ひとり違った「個性」を持っています。

「個性」とは、個人の特性に加えて環境、習慣、経験などさまざまなものが組み合わさって創られたものです。

ですからそれぞれ「考え方」や「行動パターン」が違うのは当然のことなのです。

近しい、気心が知れる相手であれば、多少その人の「考え」や「行動」を予測することができるかもしれません。

しかしあまり知らない相手となるとそうはいきませんよね。

だからといって自分を基準にして、相手に同じように求めることは間違ったことです。

それがあなたを苛立たせたり、相手を非難する原因となります。

そうならないために自分と他人は別の人格であることを理解することが、大切だと思います。